三笠公園の戦艦三笠。
ご存知の通り、日露戦争で勝利を収めた戦艦である。
三笠公園から猿島行きの船が出ているので、船に乗って猿島に向かった。
レンガ造り。
恐らく、戦前からあるのだろう。とても貴重である。
奥のトンネルのレンガは「フランス式」という積み方をしている。
このレンガは明治初期のものであり、フランス式の組み方で現存するレンガ作りは数えられるほどしかないだそうだ。
トンネルの内部。
帰りは横須賀基地を遊覧船で見ることができる、「軍港めぐり」に乗った。
むしろこっちがメイン。
護衛艦「ゆうぎり」
主砲は76mm速射砲。毎分85発。射程は16,300m。
試験艦「あすか」
海上自衛隊の新しい武器・装備を搭載し、名前の通り「試験」する艦艇。
ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」
イージスシステムを搭載している、いわゆる「イージス艦」。
200以上の目標を追尾し、同時に10以上の目標を迎撃できる。
原子力空母「ジョージ・ワシントン」
世界初・世界最大級の原子力空母である。搭載機数は75機から90機。
潜水艦「わかしお」(退役)
自衛隊の引退した潜水艦。2013年3月に除籍。
今後解体される予定だが、解体業者が見つかるまでここに停泊させているそうだ。
普通、潜水艦はこんな間近では見られない。ましてや、退役した潜水艦を見ることはあまりできない。理由は、潜水艦は国家機密のため、普通はすぐに解体されるからだ。
海鳥たちの休憩所になっている。
護衛艦「さわゆき」
こちらも退役済みの護衛艦。2013年4月に除籍。
掃海艦「やえやま」
掃海艇(そうかいてい)とは、「機雷」という水中兵器を撤去するための船である。
機雷には船の発する音(エンジン音など)に反応して爆発するものや、磁気に反応して爆発するといったものがある。
護衛艦は船体が鉄でできており、磁気に反応して爆発する可能性があるため、この掃海艇の船体は「木造」であり、世界最大級の木造船といわれている。
掃海艇「はちじょう」
「やえやま」同様掃海艇であり、船体は木造である。
掃海母艦「うらが」
掃海母艦とは、機雷を海中に敷設(ふせつ)するための艦艇である。
敷設とは、設置すること。
今日はこれにて終了。
変な天気だったので落ち着かなかった。