さて、それはどんなカメラなんでしょうか?公開された情報をもとに説明していきます!
(最終更新日:2020年11月7日)
公開されたモックアップです。⇩
(出典:RICOH IMAGING)
この新型APS-Cは、2020年度中に発売されるみたいです!
見た目はフルサイズの「K-1」にそっくりですね。K-1のコンパクトバージョンみたいな感じですかね。
APS-Cと言いづらいため、この記事では「K-3 III(仮称)」とします。
1.見やすいファインダー
(出典:RICOH IMAGING)
通常のAPS-Cのファインダーはフルサイズと比べて、視野が狭くて見にくいのが難点でした。
しかし、K-3 IIIはフルサイズ同等ファインダーを搭載しているようです。
ファインダーの見やすさは撮影する人にとって、とても重要なことです。
「フルサイズ同等」というのが素晴らしいと思います。
2.ファインダーの出っ張り
(出典:RICOH IMAGING)
左:K-3 II/右:K-3 Ⅲ(仮称)
右(スマホの方は下)のファインダーの覗き窓が、少し出っ張っているのが分かるかと思います。
K-3 IIIのファインダーは通常より3.2mmほど伸ばしています。これはファインダーを覗いた時に、モニターが鼻に触れいにくい構造になっており、自然に覗き込めるようになっているそうです。
なるほど!確かに、鼻の脂がモニターについてしまう時がありますからね!
3.ファインダー下にセンサー
(出典:RICOH IMAGING)
ファインダーの下に四角い窓みたいのがあるかと思います。これはアイセンサーです。
このセンサーはファインダーを覗いた際に顔(目)を検知して、モニターが消えるようになっています。
従来機はシャッターボタンを半押しすれば、モニターが消えますよね。
これは、ファインダーを覗く目にモニターの表示が邪魔にならないようにしているそうです。
4.液晶は固定式
(出典:RICOH IMAGING)
モニターは3.2型の固定液晶です。
バリアングル式やチルト式ではありません。
KP(チルト)や、K-70(バリアングル)のような液晶ではないようです。K-3 IIのような固定式です。
これは自分的にはちょっと残念ですね。せめてチルト式にしてほしかったです。
※チルトだとローアングル、バリアングルだと自撮りとかに向いています。
5.コンパクトボディ
(出典:RICOH IMAGING)
PENTAXといえば、「コンパクト」や「軽量」が特徴です。
フルサイズのK-1でさえ、コンパクトで軽いと言わています。
K-3 IIIは、K-1よりひと回り小さいみたいです。
「固定式の液晶を搭載」した理由は、チルト式やバリアングル式を搭載すると、どうしても厚くなってしまうからだそうです。
なるほど...と思ってしまいました。
チルトやバリアングルだと、可動部の強度の問題もあるみたいですしね。
6.こだわりのグリップ
(出典:RICOH IMAGING)
カメラの「グリップは握りやすい」に越したことはないですが、握りやすいと、指が固定されてダイヤルやボタンが操作しづらくなります。
K-3 IIIでは、ダイヤルやボタンの操作がスムーズに行え、握り心地と操作感を最適化しているそうです。
特に重要なのは中指の部分です。中指はカメラを支える上で重要な役割を担っています。中指によるホールド感に違和感がないように設計しているそうです。
・「人差し指でボタンを押す際、中指に対して人差し指の開き方が自然か」
・「人差し指で電子ダイヤルを操作する際、中指と人差し指が擦れたときに違和感がないか」
1/100mm単位で肉付けや削ったりしたそうです。
とても作り込まれていると感じますね!
7.スマートファンクション
(出典:RICOH IMAGING)
K-3 IIIでは「スマートファンクションボタン(S.Fnボタン)」と「スマートファンクションダイヤル(S.Fnダイヤル)」で構成されており、S.Fnボタンを押すと、ファインダー内の下の方に5つの機能が表示され、選択している機能が点滅表示されるそうです。
(出典:RICOH IMAGING)
↑こんな感じらしいです。
ということは、ファインダー内に液晶が入るということでしょうね。多分。
お伝えできるのはここまでです!
今後の情報を待ちましょう!
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・追記
PENTAX 「K-3 Mark III」発売決定!
(出典:RICOH IMAGING)
2021年2月25~28日に開催される「CP+2021」の頃を目指して開発中!
最初は「2020年中」の予定でしたが、延期してしまいましたね。
残念ですが、気長に待ちましょう!
詳しいことはこちら→新APS-Cフラッグシップデジタル一眼レフカメラの開発状況について
(最終更新日:2020年11月7日)