潜水艦「ずいりゅう」に乗ったお話

12月21日(土)に、海上自衛隊の「ずいりゅう」という潜水艦に乗ってきました。

横須賀基地に入り、見学をしました。

この「ずいりゅう」という名前は、「美しくみずみずしい龍」を意味する「瑞龍」から由来しているそうです。

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そうりゅう型潜水艦「ずいりゅう

(出典:海上自衛隊 ホームページ

ずいりゅうについて→ずいりゅう (潜水艦) - Wikipedia

ずいりゅうは「そうりゅうの5番艦で、最新鋭の潜水艦です。原子力ではなく、ディーゼルで動いています。

ちなみに、ずいりゅうは先日、訓練でハワイに行っていたそうです。2・3日くらい前に横須賀に帰ってきたばかりだそうです。

 

潜水艦は機密の塊の為、写真の撮影は禁止でした。ですが、潜水艦に乗れるだけでもスゴイことなんですよ。

たまに、イベントなどで甲板に乗れたりもしますが...

今回はなんと内部まで見学させていただきました。詳しく書くと防衛省に消されそうなので、消されない程度に書きます。笑

 

潜水艦には梯子があるので、それで降ります。中に入った感想を一言でいうと、とても狭いです。

以前、広島の呉にある「てつのくじら館」という本物の潜水艦が展示されている博物館に行ったことがあるのですが、最新鋭だけであって今の潜水艦と作りが全然違っています。

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てつのくじら館「あきしお

※以前、自分が撮影したものです。

「てつのくじら館」に行った時の記事はこちらをクリック! 

見学の際、潜望鏡を覗かせてもらいました。潜望鏡に潜望鏡に高性能なカメラがついていて、艦内にあるモニターに潜望鏡で見たものが映るようになっています。なので、艦内で映像が共することができます

また、このモニターは潜望鏡(第1潜望鏡)でもあり、ジョイスティックでカメラ(光学センサー?)を操作して、モニターに映すことができます。

潜望鏡は従来(前級のおやしお型)のものとは違い、「非貫通式」を採用しているため、強度も増しています。

操舵もハンドルではなく、ジョイスティックになっています。

魚雷ハープーン(対艦ミサイル)とかも見ました。この魚雷は船を一発で沈められる能力があると言われています。

 

隊員の居住区(ベッド)は2段ベッドになっていて、プライベート空間はそこ(ベッド)だけです。また、スペースを確保する為に色んな所にベッドがあります。魚雷の横で寝るという隊員もいるようです。抱き枕。

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てつのくじら館「あきしお」のベッド

(出典:Vessel And Ships Photo Gallery

最初の方に「ずいりゅうはハワイに行っていた」と言いましたが、隊員の方々のベッドにはお土産がたくさん積んでありました。笑

ちなみにですが、海上自衛隊はパスポートが必要ありません。代わりに「ID Card」が必要となります。

 

食堂は潜水艦内で一番広いです。と、言ってもすごい広いわけではありません。護衛艦(水上艦艇)と比べると、狭いです。

狭いので、色々な工夫がされています。

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あきしお」の食堂の椅子

※以前、自分が撮影したものです。

椅子の中にジャガイモタマネギが入っています。材料をこういうところに入れ、スペースを確保しています。

 

調理は電気(IHや電気オーブン)を使います火は使いません。

火は「酸素」を使うからです。潜水艦(ディーゼル艦)は酸素が貴重になるため。

 

艦内はアルコールは禁止です。そのためか「オールフリー(ノンアルコールビール」が積んでありました。ジュースとかもありました。

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テレビもありますが、潜航中や海外に出てしまうと映らないそうです。なので自宅から各自DVDを持ってきているようです。

 

...これくらいにしておきます。

貴重な体験ができたと思います。

自衛隊に興味がある方はぜひイベントに参加してみてください。

(今回のような潜水艦見学ツアーとかもやっています)

自衛隊 神奈川地方協力本部

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