時代のかたすみで

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7月5日(日)

自衛隊の装備品オークションについて。

先日、河野防衛相が退役した練習艦総舵輪や、航空機のヘルメットなどをオークションを実施すると発表しました。実施日は7月26日です。

防衛省で実施し、募集人数は450名の予定です。コロナの状況によっては人数を制限する模様です。

 

このオークションは初の試みであり、河野氏によると「F-35の1機分の収入を上げられたらいいと思っている」と述べています。ちなみにF-35は単価で約100億円します。

すごく簡単に言うと、競売を繰り返して、その集まった金額で戦闘機を買うということです。

 

出品物は陸・海・空自衛隊のものがあります。

陸自は「水筒」や「飯ごう」などがあります。開始価格は5000円

海自練習艦やまゆきの「総舵輪」などがあります。開始価格は20000

空自C-1輸送機の「操縦桿」などがあります。開始価格は10000円

※他の出品物や詳しいことは下記リンクをご参照ください。

防衛装備庁 : せり売りトップページ

 

オタクやマニアといった人たちが参加することでしょう。上記の5000円などはあくまでも「開始価格」です。オークションというのは欲しい人がどんどん入札していき、値段が上がっていきます。なので相当な値段になることでしょう。おそらくですが、物によっては100万はいくと思います。

 

さて、本題です。

実を言うとこのオークションで得た収入、防衛費に反映することができないんですね。

この売り上げは国庫に入ることになります。

まあ、当たり前の話なんですが...

簡単に言います。財務省が喜ぶだけです。

 

 

普通に考えてみれば、国を守る組織が予算が足りないからオークションで収入を得るというのはおかしい話なのです。

そもそも、財務省が防衛費を上げてくれなかったのが悪い

財務省はなぜ防衛費をケチる?国防より金が大事なのか?国民の生命より金が大事なのか?

少しでも、財務省の見方というのを考えてくれればと思います。

 

...自衛隊の敵はK国やC国ではなく、財務省かもしれない。

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