時代のかたすみで

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自衛隊の仕事術

強い精神力を持ち、有事にはどんな困難にも立ち向かう日本最後の砦自衛隊

その任務の遂行力は、どこから生まれるのでしょうか。

今回は、自衛隊の仕事術をご紹介します。

自衛隊の仕事術

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(出典:紀伊国屋書店)

1.仕事に行き詰まったら、まず動く!

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(出典:航空自衛隊ホームページ)

何かを達成させよう、でもその方法が思い浮かばない。身動きができずに行き詰る。こんな経験は誰にでもありますよね。

こんな時は、「とにかく何かをやる」べきです。

何もせずに動きが止まってしまうと、リセットして動き出すのに時間や労力がかかってしまいます。なので、とにかく何でもやってみましょう。

戦闘で言う、攻撃のための「防御前進のための「迂回です。

直接的に関係ないことでもやってみるべきです。

 

この本の作者が考える、「ダメ男の定義」が4つあります。

主体性に欠けること
優柔不断であること
何事も夢中にならないこと
反省癖があって自己弁護がうまいこと

この4つであり、これに当てはまる人は「動かない奴」だそうです。

動かない、つまりうまく行動できてないということです。

これらを注意して仕事をやってみましょう!

2.手抜きができるために「やり方」を知る!

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(出典:Wikipedia)

小銃は弾を発射させるとガスが出ます。

そうすると、ガスが銃口やガス筒に付着します。

手入れの際は、この付着したガスを取り除くのがポイントだそうです。

ベテラン隊員はこのポイントを分かっているので、手入れが早く終わるそうです。

しかし、慣れてない隊員はこのポイントを知らないので、手入れに時間がかかってしまうそうです。

 

やり方を知っている」とは、仕事の手順とその要点をわきまえているということです。

手抜きができる」とは、仕事の要点をわきまえていれば、他は容易にしても問題が生じないということです。

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(出典:海上自衛隊ホームページ)

 仕事をやる遂げるには、やるべきことへの集中性のメリハリをつけること。

メリハリは「強弱写真で言うと「明暗運動で言えば「力の入れ方です。

つまり、手を抜くところを作らなければ、良い結果が出せない。ということです。

その手抜きをするためには、仕事の全容を把握すること。

そこから、いろんなところの重要度を押さえるます。

そして次のように分けます。

①ブルーゾーン(外してもいいところ)

②イエローゾーン(適量でいけるところ)

③レッドゾーン(しっかり押さえるべきところ)

仕事のやり方が見えれば、手を抜くことができる。

その結果、良い仕事ができたり、意欲が増したりします!

3.失敗は、未来への肥やしとなる!

 (出典:陸上自衛隊 板妻駐屯地【公式】

「訓練で殺して、実戦で生かす」

これは、1回で成功させるためには、100回の失敗は許されるという意味です。

 言い換えると、「訓練で失敗を重ねることで、その成果が実戦で成功を生み出す」ということです。

部下に失敗の経験をどのくらいさせられるかが、指揮官の度量です。

失敗を恐れて、仕事の途中で口を出し、手を出してしまうと、上長の助けを心待ちにしてしまう過保護な部下を生み出してしまうそうです。 

 

上司が部下の仕事まですべてやってしまうと、育ちません。

心配だと思っても、部下に仕事を任せてみてください。

部下が失敗したときが、人間関係をつくるチャンスです。

失敗を認め、それをリカバリーを支援するのがチームワークです。

(出典:防衛省 海上自衛隊

失敗」を「成功のもと」にするには

自分が失敗したという事実を率直に認めさせる。
他人に責任転嫁できないという情けを体験させる。
失敗の原因を分析・究明させる。
再発防止策を考えさせ、失敗の「体験」を貴重な「経験」として結晶化させる。

失敗を認め、そのリカバリーを支援するのがチームワークなのです!

(出典:航空自衛隊千歳基地

4.正早安楽すれば作業は楽になる。

「正」ミスをより少なく「早」より早く「安」より安く安心した状態で「楽」よりラクに楽しく仕事をすること。何をするにしても、正早安楽」を意識するべきです。

「正」正・誤の判定。間違えが発生すると、事故などのトラブルが起きる。結果的に「正」であっても偶然に、恵まれている場合が多い。なので、本当に正しかったかどうかを検証する必要です。
「早」:もっと早くできないだろうか、という早さを追求する。遅くなってしまう原因を改善します。

「安」費用対効果、リスク対効果を重視し、もっと「安価」にできないかを追求することです。

「お金がかかりそうなのでやらない」、「危険が伴うからやらない」といった一面的なところにしか目を向けないと、物事の改善はできなくなります。

「楽」:もっと「ラク」にできないだろうかを追求することである。この「ラク」は「楽」の中のラクではなく、苦しみの中にラクを見出すことです。

ここで重要なのは、正、早、安、楽の4つの組み合わせを独立させてはいけないことです。特に「正」は「正早安楽」の土台となる部分で、最優先されます。

 

「正」を繰り返すことにより、「早・安・楽」が出来上がります。「早・安・楽」が「正」に先行すると訓練は成り立たたなくなるため、自衛隊では「正」を徹底しているそうです。

(出典:防衛省 海上自衛隊


自衛隊は徹底した組織論があります。

でなければ、数百、数千の人員を統率できません。

今回紹介した内容は自衛隊が徹底していることですが、一般企業もこのやり方をしていくべきでないのでしょうか。

 

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